立地や施設にもよりますが、一般的な開業でしたら医療機器の購入費用とは別に600万円程度あれば十分かと思います。もちろん、開業にあたって600万円の自己資金をお持ちの方はほとんどいないので、日本政策金融公庫の融資を利用してほしいんですね。
ですが、近年はこれだけ接骨院が増えてきたので廃業する接骨院も増えて、融資審査がだいぶ厳しくなってきました。100万円以上の自己資金が欲しいところですが、想定よりも減額されることもあります。自己資金が100万円未満だと「開業の準備を進めてきたのに、これしかないの?」と思われてしまい、審査が通らない可能性も否定できません。融資審査では他社からの借り入れ、クレジットローンや公共料金の支払状況は必ずチェックされますから、滞納歴等がないか確認をしておくべきです。