キネシオロジーテープ貼り方講座

スイング時に腰が痛む

完成図

貼られる方の姿勢:立った姿勢から、体の前で椅子やベッドに両手をつく。アドレスの姿勢よりもやや前傾した状態。
使用テープ本数:4本
アドレスの姿勢やスイング動作の繰り返しが痛みの原因。腰の筋肉をサポートしていきます。

1本目

  • STEP.1:事前に仙腸関節(お尻の中央よりやや内側)から肩甲骨の下までの長さで採寸し、カットしておきます。(2本目も同じ長さ)
  • STEP.2:四角を切り落としておくと剥がれにくくなります。
  • STEP.3:貼られる人は、アドレスよりもやや前傾した姿勢をとります。
  • STEP.4:貼り始めは仙腸関節のあたりです。
  • STEP.5:お尻から背中に向かって真っすぐ貼っていきます。腰を通るときに、テープを引っ張ります。
  • STEP.6:肩甲骨の下が貼り終わりです。採寸した長さより、2~3cm長くなるように貼ります。
  • STEP.7:全体をしっかり押さえます。

2本目

  • STEP.1:事前に1本目と同じ長さで採寸し、カットしておきます。
  • STEP.2:1本目と同じ姿勢、同じ貼り方で、背骨を挟んで平行にに貼っていきます。
  • STEP.3:1本目と同じように、腰を通るときにテープを引っ張ります。
  • STEP.4:肩甲骨の下が貼り終わりです。採寸した長さより、2~3cm長くなるように貼ります。
  • STEP.5:全体をしっかり押さえます。

3本目

  • STEP.1:事前に脇腹にある尖った骨(腸骨稜)から反対側の肋骨の下までの長さで採寸し、カットしておきます。(4本目も同じ長さ)
  • STEP.2:貼り始めは、脇腹にある尖った骨です。
  • STEP.3:斜め上方に、テープを引き上げるように貼っていきます。採寸した長さより、2~3cm長くなるように引っ張るのが目安です。
  • STEP.4:貼り終わりは肋骨の下です。
  • STEP.5:全体をしっかり押さえます。

4本目

  • STEP.1:事前に3本目と同じ長さで採寸し、カットしておきます。
  • STEP.2:3本目と反対側の脇腹のでっぱりが貼り始めです。
  • STEP.3:3本目と同じように、斜め上方にテープを引き上げるようにして貼っていきます。採寸した長さより、2~3cm長くなるように引っ張るのが目安です。
  • STEP.4:貼り終わりは肋骨の下です。
  • STEP.5:痛みが出る部位で、テープがクロスするとより効果的です。全体をしっかり押さえて完成です。
初森裕隆 柔道整復師。日本体育協会公認 アスレティックトレーナー。認定柔道整復スポーツトレーナー。柔道整復師専科教員。
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアーメディカルトレーナー、大学・実業団の運動部トレーナー、オリンピック強化選手パーソナルトレーナーなどを歴任。
都内の柔道整復師養成学校で10年以上の教員歴も。Hatsu47整骨院 院長

Hatsu47整骨院

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