vol.061ストレスと解毒(後編)
体に溜まる毒素は口、呼吸、皮膚、粘膜を通して吸収される有害ミネラル(水銀、鉛、ヒ素、カドミウム等)や化学物質(ダイオキシン、アセトアルデヒド等)があります。
そしてその為の解毒(デトックス)には断食法、腸内洗浄、運動からの発汗など、様々な方法がありますがここでは日々の食生活を変える事で出来る方法をご紹介します。
1. 消化の負担を減らす事
消化は生命活動の中で最もパワーのいる作業。
消化の負担を軽減すると排泄にもっとエネルギーを使える様になり、消化力を上げて体内毒素をしっかり出す。
落ち着いた環境でゆっくり、腹8分目に食べて、食後は休憩も忘れずに。
2. 解毒に効く食材を毎日の生活に取り入れる事
- 香りの強い野菜類(タマネギ、にんにく、ねぎ、セロリ、生姜、わさび等)
- アブラナ科の野菜(ブロッコリー、キャベツ、大根等)
- 食物繊維の多い物(玄米、海草類、豆類、キノコ類)
- 緑の濃い野菜類(ほうれん草、人参の葉)
ストレスに効く食材もあります。
効用を理解してしっかり摂取しましょう。
ビタミンB群(豚肉、レバー、豆類、魚介類、乳製品)
→ストレスを受けると不足し、めまいや疲労感の原因にもなる。
ビタミンC(緑黄色野菜、果物、緑茶、豆、芋類)
→ストレス対処に。ストレスを受けると体外に排出されやすくなる。
タンパク質(肉、魚介類、乳製品、豆製品など)
→ビタミンCと共にストレス対処に必須!
カルシウム(乳製品、緑黄色野菜、海草、小魚など)
→神経を鎮静させる心の安定剤の役目
年末年始にかけて接待や付き合いも増えてきます。
しっかり食べて、心と体の解毒に心がけ、しっかり働いて、しっかり遊ぼう!
- 小松 武史先生