トワテック メディカルレポート

トワテック通販サイトで人気を博したトワテックメディカルレポートがアーカイブとして復刻。来院患者さまへより良質な施術を行いたいと考えていらっしゃる治療家の方に「施術に活かせるヒント」、「患者さまへお伝えすると喜ばれる健康情報」などが盛りだくさんです。

vol.062体の中で萎縮しやすい筋肉って?

自身の姿勢を気にしている患者様は多いですよね。
姿勢を気にする患者様の中には「私は姿勢が悪いから、そのせいで~~~。」というように、姿勢の悪さのせいで、腰痛や肩こりになってしまった、と感じているようです。

慢性的な不快な症状は、必ずしも不良姿勢だけのせいではないこともありますが、姿勢の影響だと強く思い込んでいる方に対しては、姿勢改善に役立つエクササイズや体幹を維持するための筋肉のお話などをして差し上げると、安心してご自身の症状に対して前向きに取り組めるようになるようです。
日常生活での習慣や疲労、ストレスの影響を受けやすく、また、ある程度の年齢から意識的にトレーニングをした方が良い筋肉には、姿勢を支えるために重要な抗重力筋があります。

ひとつの筋肉だけに注目して鍛えてしまうと、機能的なバランスも乱れたままになる可能性があるため、拮抗する筋肉への意識も大切です。
患者さまで多いのは、シェイプアップのイメージも手伝ってか、腹筋ばかりを鍛えているケースでしょうか。
頑張りすぎて腰の不調を訴える人も出てくるかもしれませんので、その人の状態に適したメニューを組むことも必要です。

心がけて少しずつトレーニングをした方が良いとされる筋肉は下記のとおりです。

  • 脊柱起立筋
  • 広背筋
  • 臀筋群
  • 腹筋群
  • 前脛骨筋
  • 腓腹・ヒラメ筋
  • 大腿四頭筋
  • ハムストリングス
  • 僧帽筋
  • など

檜垣 暁子先生

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