春のベランダでお灸はいかがでしょう?煙を気にせずぼんやりと、気に入りの音楽でも聴きならベランダ灸はいかがでしょう?というわけで、音楽好きの業界関係者に「ベランダのお灸に合う音楽」のコラムの執筆してもらいました。第7回は鍼灸柔整新聞のライターMさんです。

1曲目:『Spring Is Here』(Bill Evans Trio)

ジャズ・ピアノの巨匠による……とかいうのは置いておいて、意訳すれば「春が来た」といったところでしょうか。「春が来たー!」とか「春だから元気いっぱい!」みたいなニュアンスではなく、どことなく物憂げな感じ。春、「陽」だけじゃないですよね。この曲を聴きながら目覚めるも良し、そのまま日中までボンヤリと過ごすも良し。あ、この曲に合いそうですが 「迎え酒」は……。

2曲目:『催眠術(Hypnotize)』(女王蜂)

え~、春という季節の微妙に「躁」な感じとか「ハイ」なイメージにピッタリかな、と。公式MVの色彩も春っぽい……。この「女王蜂」というバンド、手塚治虫原作の『どろろ』というアニメ(リメーク)のオープニングテーマ曲で知りました。『火炎』という曲で、そちらもとてもすばらしいのですが、季節的には「夏」ですかね。なんか、だんだんお酒が飲みたくなってきました。

3曲目:『Goodbye To Romance 』(Ozzy Osbourne)

ヘヴィメタルやハードロックと称される音楽のアーティストで誰が一番好きか――。そう問われたら即答できるのが「オジー・オズボーン」。ここではご紹介できませんが、数々の武勇伝や奇行で知られる人物で、根っからのエンターテイナーでもあります。この曲はバラードで、リサ・ローブをはじめプロアマを問わず様々な人にカバーされているようです。しいて言えばこの原曲のギターソロが「散る桜」を思い起こさせるような……。

お灸と音楽をベランダで……PLAY LIST
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